25年以上教育現場で1万人以上の生徒を指導してきて、語学(英語/韓国語)力・会話力が上達する人としない人の違いは何なのか。そこには3つの特徴があります。

①語学の土台となる基礎力が身についているか

語学が上達の早い人とそうでない人の明確な違いは、基礎力を大切に考える人と、それをとばして簡単に上達したいと考える人です。

「英語」も「スポーツ」も「楽器」もみんな同じです。まずは、英語であれば「話す・聞く・読む・書く」の4技能に必要な基礎を正確に認識して「土台」がしっかりと身についていると、学習効果が高まり、語学力・会話力は圧倒的に上達しやすくなります。基礎が身についていなければ、いくら言い教材、いい先生、多くの学習量をこなしても語学の力は伸び悩んでしまいます。

「基礎」の重要さを理解した上で、遠回りしているようで一番の近道だと信じ早い段階で「総合的な基礎力」を身につけることが必要です。

②継続すること。勉強時間を確保すること。

最近、簡単に英語がマスターできるようなサイト・SNSがたくさんあります。なかには、生まれた時にギフト(天賦の才）を授かり短期間で語学をマスターする天才はいるかもしれませんが、このブログを読んでくださっている皆さんはそんな方ですか？

少なくとも英語をマスターし、世界を舞台に活躍してくれている教え子が私にはたくさんいますが、全員が勉強する時間を惜しまず努力した生徒達ばかりです。語学が上達する人としない人の違いの二つ目は、十分な勉強時間を確保できているかどうかです。「忙しいから……」と英語学習から目を背けることは簡単ですが、語学力を上達させるには一定以上の勉強時間が不可欠です。時間を有効活用したり、学習を習慣化したりして、インプット・アウトプットともに勉強時間を確保しましょう。

③夢を叶えるために前向きな気持ちを持つち続けること。

 Walt Disneyが、“The difference between winning and losing is most often not quitting. ”(勝者と敗者の違いはたいていの場合やめないことである)という名言を残しています。

何かをやり遂げるには、「継続」することが大切ですが、どうしても長続きしないのも人間の性なのかもしれません。しかし、物事を常に前向きにとらえ努力を継続すれば、かならず夢はかないます。

「夢とは叶えるもの」

そのために、前向きな気持ちを忘れず笑顔で努力を続ける。とても大切なことです。